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既存社員教育

情報処理技術者試験通信講座

現行の試験制度(平成29年度春期から)

No. 試験区分 略号 英語名称 実施時期
情報処理技術者試験
1 ITパスポート試験 IP Information Technology Passport Examination 随時
2 情報セキュリティマネジメント試験
(平成28年度から)
SG Information Security Management Examination 上期・下期
3 基本情報技術者試験 FE Fundamental Information Technology Engineer Examination 上期・下期
4 応用情報技術者試験 AP Applied Information Technology Engineer Examination 春期・秋期
5 ITストラテジスト試験 ST Information Technology Strategist Examination 春期
6 システムアーキテクト試験 SA Systems Architect Examination 春期
7 プロジェクトマネージャ試験 PM Project Manager Examination 秋期
8 ネットワークスペシャリスト試験 NW Network Specialist Examination 春期
9 データベーススペシャリスト試験 DB Database Specialist Examination 秋期
10 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 ES Embedded Systems Specialist Examination 秋期
11 ITサービスマネージャ試験 SM Information Technology Service Manager Examination 春期
12 システム監査技術者試験 AU Systems Auditor Examination 秋期
情報処理安全確保支援士試験
1 情報処理安全確保支援士試験
(平成29年度から)
SC Registered Information Security Specialist Examination 春期・秋期
※ 実施予定時期:春期試験(4月)、秋期試験(10月)
※ 情報処理技術者試験の上記No.4~12の試験区分、情報処理安全確保支援士試験は筆記により実施
また、情報処理技術者試験の上記No.1~3についても、身体の不自由等によりCBT方式で
受験できない方のために筆記による試験を実施
※ IPは、平成23年11月からCBT方式で随時実施
(平成23年度秋期までは年2回(春期・秋期)実施)
※ SGは令和2年12月から、FEは令和3年1月からCBT方式で実施
(令和元年度秋期までは年2回(春期・秋期)実施)

出典:「情報処理技術者試験制度」 独立行政法人情報処理機構より


ITパスポート試験(IP)


1.対象者像

職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者


2.業務と役割

職業人として備えておくべき、情報技術に関する共通的な基礎知識を習得した者であり、担当する業務に対して情報技術を活用し、次の活動を行う。

  1. 利用する情報機器及びシステムを把握し、活用する。
  2. 担当業務を理解し、その業務における問題の把握及び必要な解決を図る。
  3. 安全に情報の収集や活用を行う。
  4. 上位者の指導の下、業務の分析やシステム化の支援を行う。
  5. 担当業務において、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の活用を推進する。

3.期待する技術水準

職業人として、情報機器及びシステムの把握や、担当業務の遂行及びシステム化を推進するために、次の基礎的な知識が要求される。

  1. 利用する情報機器及びシステムを把握するために、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、情報セキュリティ、情報デザイン、情報メディアに関する知識をもち、オフィスツールを活用できる。
  2. 担当業務を理解するために、企業活動や関連業務の知識をもつ。また、担当業務の問題把握及び必要な解決を図るためにデータを利活用し、システム的な考え方や論理的な思考力(プログラミング的思考力など)をもち、かつ、問題分析及び問題解決手法に関する知識をもつ。
  3. 安全に情報を収集し、効果的に活用するために、関連法規、情報セキュリティに関する各種規程、情報倫理に従って活動できる。
  4. 業務の分析やシステム化の支援を行うために、情報システムの開発及び運用に関する知識をもつ。
  5. 新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をもつ。

4.試験時間・出題形式・出題数

試験時間 120分
出題形式 多肢選択式(四肢択一)
出題数 100問(小問形式)

情報セキュリティマネジメント試験(SG)

[CBT] 上期・下記実施  ※令和元年まで春期、秋期実施

情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。


1.対象者像

情報システムの利用部門にあって、情報セキュリティリーダとして、部門の業務遂行に必要な情報セキュリティ対策や組織が定めた情報セキュリティ諸規程(情報セキュリティポリシを含む組織内諸規程)の目的・内容を適切に理解し、情報及び情報システムを安全に活用するために、情報セキュリティが確保された状況を実現し、維持・改善する者


2.業務と役割

情報システムの利用部門において情報セキュリティが確保された状況を実現し、維持・改善するために、次の業務と役割を果たす。

  1. 部門における情報資産の情報セキュリティを維持するために必要な業務を遂行する。
  2. 部門の情報資産を特定し、情報セキュリティリスクアセスメントを行い、リスク対応策をまとめる。
  3. 部門の情報資産に関する情報セキュリティ対策及び情報セキュリティ継続の要求事項を明確にする。
  4. 情報システムの調達に際して、利用部門として必要となる情報セキュリティ要求事項を明確にする。また、業務の外部委託に際して、情報セキュリティ対策の要求事項を契約で明確化し、その実施状況を確認する。
  5. 部門における情報セキュリティを確実に運用する。
  6. 部門のメンバの情報セキュリティ意識、コンプライアンスを向上させ、内部不正などの情報セキュリティインシデントの発生を未然に防止する。
  7. 情報セキュリティインシデントの発生又はそのおそれがあるときに、情報セキュリティ諸規程、法令・ガイドライン・規格などに基づいて、適切に対処する。
  8. 部門又は組織全体における情報セキュリティに関する意見・問題点について担当部署に提起する。

3.期待する技術水準

情報システムの利用部門において情報セキュリティが確保された状況を実現し、維持・改善するために、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 部門の情報セキュリティマネジメントの一部を独力で遂行できる。
  2. 情報セキュリティインシデントの発生又はそのおそれがあるときに、情報セキュリティリーダとして適切に対処できる。
  3. 情報技術全般に関する基本的な用語・内容を理解できる。
  4. 情報セキュリティ技術や情報セキュリティ諸規程に関する基本的な知識をもち、情報セキュリティ機関、他の企業などから動向や事例を収集し、部門の環境への適用の必要性を評価できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前 午後
試験時間 90分 90分
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 多肢選択式
出題数
解答数
出題数:50問
解答数:50問
出題数:3問
解答数:3問

基本情報技術者試験(FE)

[CBT] 上期・下記実施  ※令和元年まで春期、秋期実施

ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。


1.対象者像

高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

2.業務と役割

基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、上位者の指導の下に、次のいずれかの役割を果たす。

  1. 需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略立案に参加する。
  2. システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスの実現に貢献する。

3.期待する技術水準

  1. 情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
    1. 対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
    2. 上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
    3. 上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。
  2. システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。 
    1. 情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
    2. 上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
    3. 上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
    4. 上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前 午後
試験時間 150分 150分
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 多肢選択式
出題数
解答数
出題数:80問
解答数:80問
出題数:11問
解答数:5問

応用情報技術者試験(AP) 

[春期] 4月実施予定  [秋期] 10月実施予定

ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。


1.対象者像

高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者


2.業務と役割

基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、独力で次のいずれかの役割を果たす。

  1. 需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略を立案する。
  2. システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスを実現する。

3.期待する技術水準

  1. 情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。 
    1. 経営戦略・情報戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる。
    2. 経営戦略・情報戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標に基づき、差異分析などを行える。
    3. 提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる。
  2. システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
    1. アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える。
    2. 運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える。
    3. プロジェクトメンバとして、プロジェクトマネージャ(リーダ)の下でスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる。
    4. 情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前 午後
試験時間 9:30~12:00(150分) 13:00~15:30(150分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 記述式
出題数
解答数
出題数:80問
解答数:80問
出題数:11問
解答数:5問(*)

(*)平成27年度秋期試験以降


ITストラテジスト試験(ST)

[春期] 4月実施予定  ※令和元年まで秋期実施

経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者


2.業務と役割

ITを活用した事業革新、業務改革、革新的製品・サービス開発を企画・推進又は支援する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 業種ごとの事業特性を踏まえて、経営戦略の実現に向けたITを活用した事業戦略を策定し、実施結果を評価する。
  2. 業種ごとの事業特性を踏まえて、事業戦略の実現に向けた情報システム戦略と全体システム化計画を策定し、実施結果を評価する。
  3. 情報システム戦略の実現に向けて、個別システム化構想・計画を策定し、実施結果を評価する。
  4. 情報システム戦略の実現に向けて、事業ごとの前提や制約を考慮して、複数の個別案件からなる改革プログラムの実行を管理する。
  5. 組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発戦略を策定するとともに、開発・製造・保守などにわたるライフサイクルを統括する。

3.期待する技術水準

事業企画、業務改革推進、情報化企画、製品・サービス企画などの部門において、ITを活用した基本戦略の策定・提案・推進を遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 事業環境分析、IT動向分析、ビジネスモデル策定への助言を行い、事業戦略を策定できる。また、事業戦略の達成度を評価し、経営者にフィードバックできる。
  2. 対象となる事業・業務環境の調査・分析を行い、情報システム戦略や全体システム化計画を策定できる。また、情報システム戦略や全体システム化計画を評価できる。
  3. 対象となる事業・業務環境の調査・分析を行い、全体システム化計画に基づいて個別システム化構想・計画を策定し、適切な個別システムを調達できる。また、システム化構想・計画の実施結果を評価できる。
  4. 情報システム戦略や改革プログラム実施の前提条件を理解し、情報システム戦略実現のモニタリングとコントロールができる。また、情報セキュリティリスクや情報システム戦略実現上のリスクについて、原因分析、対策策定、対策の実施などができる。
  5. 新たな組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に関し、関連技術動向及び適用可能性、社会的制約・要請、知的財産などの分析結果に基づき、競争力のあるシステムを企画するとともに、付加価値、拡張性、柔軟性などを踏まえ、その展開戦略や開発戦略を策定・推進できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:4問
解答数:2問
出題数:3問
解答数:1問

システムアーキテクト試験(SA)

[春期] 4月実施予定  ※令和元年まで秋期実施

システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者


2.業務と役割

〔情報システム〕
情報システム戦略を具体化するための情報システムの構造の設計や、開発に必要となる要件の定義、システム方式の設計及び情報システムを開発する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 情報システム戦略を具体化するために、全体最適の観点から、対象とする情報システムの構造を設計する。
  2. 全体システム化計画及び個別システム化構想・計画を具体化するために、対象とする情報システムの開発に必要となる要件を分析、整理し、取りまとめる。
  3. 対象とする情報システムの要件を実現し、情報セキュリティを確保できる、最適なシステム方式を設計する。
  4. 要件及び設計されたシステム方式に基づいて、要求された品質及び情報セキュリティを確保できるソフトウェアの設計・開発、テスト、運用及び保守についての検討を行い、対象とする情報システムを開発する。
    なお、ネットワーク、データベース、セキュリティなどの固有技術については、必要に応じて専門家の支援を受ける。
  5. 対象とする情報システム及びその効果を評価する。

〔組込みシステム・IoTを利用したシステム〕
組込みシステム・IoTを利用したシステムの要件を調査・分析し、機能仕様を決定し、ハードウェアとソフトウェアの要求仕様を取りまとめる業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画・開発計画に基づき、対象とするシステムの機能要件、技術的要件、環境条件、品質要件を調査・分析し、機能仕様を決定する。
  2. 機能仕様を実現するハードウェアとソフトウェアへの機能分担を検討して、最適なシステムアーキテクチャを設計し、ハードウェアとソフトウェアの要求仕様を取りまとめる。
  3. 汎用的なモジュールの導入の妥当性や開発されたソフトウェア資産の再利用の可能性について方針を策定する。

3.期待する技術水準

システムアーキテクトの業務と役割を円滑に遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。

〔情報システム〕

  1. 情報システム戦略を正しく理解し、業務モデル・情報システム全体体系を検討できる。
  2. 各種業務プロセスについての専門知識とシステムに関する知識を有し、双方を活用して、適切なシステムを提案できる。
  3. 企業のビジネス活動を抽象化(モデル化)して、情報技術を適用できる形に再構成できる。
  4. 業種ごとのベストプラクティスや主要企業の業務プロセスの状況、同一業種の多くのユーザ企業における業務プロセスの状況、業種ごとの専門知識、業界固有の慣行などに関する知見をもつ。
  5. 情報システムのシステム方式、開発手法、ソフトウェアパッケージなどの汎用的なシステムに関する知見をもち、適切な選択と適用ができる。
  6. OS、データベース、ネットワーク、セキュリティなどにかかわる基本的要素技術に関する知見をもち、その技術リスクと影響を勘案し、適切な情報システムを構築し、保守できる。
  7. 情報システムのシステム運用、業務運用、投資効果及び業務効果について、適切な評価基準を設定し、分析・評価できる。
  8. 多数の企業への展開を念頭において、ソフトウェアや、システムサービスの汎用化を検討できる。

〔組込みシステム・IoTを利用したシステム〕

  1. 組込みシステム・IoTを利用したシステムが用いられる環境条件や安全性などの品質要件を吟味し、実現すべき機能仕様を決定できる。
  2. 対象とするシステムの機能仕様に基づき、ハードウェアとソフトウェアの適切な組合せを設計し、それぞれの要求仕様としてまとめることができる。
  3. リアルタイムOSに関する深い知識と汎用的なモジュールに対する知識を有し、システムアーキテクチャの合理的な設計、ソフトウェア資産の再利用可能性の検討、適切な活用ができる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:4問
解答数:2問
出題数:3問
解答数:1問

プロジェクトマネージャ試験(PM)

[秋期] 10月実施予定  ※平成31年度まで春期実施

プロジェクト全体の意思決定を実行し、品質・コスト・納期に全責任をもち、前提・制約の中でプロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバを成長させるマネージャを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの目標の達成に向けて、責任をもって、プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画)を作成し、必要となる要員や資源を確保し、予算、スケジュール、品質などの計画に基づいてプロジェクトを実行・管理する者

2.業務と役割

情報システム又は組込みシステムのシステム開発プロジェクトの目標を達成するために、責任者として当該プロジェクトを計画、実行、管理する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 必要に応じて、個別システム化構想・計画の策定を支援し、策定された個別システム化構想・計画に基づいて、当該プロジェクトをマネジメントする方法をプロジェクト全体計画として作成する。
  2. 必要となる要員や資源を確保し、プロジェクト組織を定義する。
  3. スコープ・予算・スケジュール・品質・リスクなどを管理して、プロジェクトを円滑にマネジメントする。進捗状況を把握し、問題や将来見込まれる課題を早期に把握・認識し、適切な対策・対応を実施する。
  4. プロジェクトのステークホルダに、適宜、プロジェクト全体計画、進捗状況、課題と対応策などを報告し、支援・協力を得て、プロジェクトを円滑にマネジメントする。
  5. プロジェクトフェーズの区切り及び全体の終了時、又は必要に応じて適宜、プロジェクトの計画と実績を分析・評価し、プロジェクトのその後のマネジメントに反映するとともに、ほかのプロジェクトの参考に資する。

3.期待する技術水準

プロジェクトマネージャの業務と役割を円滑に遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 組織戦略及びシステム全般に関する基本的な事項を理解している。
  2. 個別システム化構想・計画及びステークホルダの期待を正しく認識し、実行可能なプロジェクト全体計画を作成できる。
  3. 前提・制約の中で、変化に適応して、プロジェクトの目標を確実に達成できる。
  4. スコープ・要員・資源・予算・スケジュール・品質・リスクなどを管理し、プロジェクトチームの全体意識を統一して、プロジェクトをマネジメントできる。
  5. プロジェクトの進捗状況や将来見込まれるリスクを早期に把握し、変更を管理して、適切に対応できる。
  6. プロジェクトの計画・実績を適切に分析・評価できる。また、その結果をプロジェクトのその後のマネジメントに活用できるとともに、ほかのプロジェクトの参考に資することができる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

[ 春期] 4月実施予定  ※令和元年度まで秋期実施

ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通し、目的に適合した大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者


2.業務と役割

ネットワークシステムを企画・要件定義・設計・構築・運用・保守する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. ネットワーク管理者として、ネットワークサービス活用を含む情報システム基盤のネットワーク資源を管理する。
  2. ネットワークシステムに対する要求を分析し、効率性・信頼性・安全性を考慮した企画・要件定義・設計・構築・運用・保守を行う。
  3. 情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において、ネットワーク関連の技術支援を行う。

3.期待する技術水準

目的に適合したネットワークシステムを構築・維持するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. ネットワーク技術・ネットワークサービスの動向を広く見通し、目的に応じた適用可能な技術・サービスを選択できる。
  2. 企業・組織、又は業務システムの要求(情報セキュリティを含む)を的確に理解し、ネットワークシステムの要求仕様を作成できる。
  3. 要求仕様に関連するモデリングなどの設計技法、プロトコル技術、信頼性設計、セキュリティ技術、ネットワークサービス、コストなどを評価して、最適な論理設計・物理設計ができる。
  4. ネットワーク関連企業(通信事業者、ベンダ、工事業者など)を活用して、ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守ができる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 記述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

データベーススペシャリスト試験(DB) 

[ 秋期] 10月実施予定  ※平成31年度まで春期実施

企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者


2.業務と役割

データ資源及びデータベースを企画・要件定義・開発・運用・保守する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. データ管理者として、情報システム全体のデータ資源を管理する。
  2. データベースシステムに対する要求を分析し、効率性・信頼性・安全性を考慮した企画・要件定義・開発・運用・保守を行う。
  3. 個別システム開発の企画・要件定義・開発・運用・保守において、データベース関連の技術支援を行う。

3.期待する技術水準

高品質なデータベースを企画、要件定義、開発、運用、保守するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. データベース技術の動向を広く見通し、目的に応じて適用可能な技術を選択できる。
  2. データ資源管理の目的と技法を理解し、データ部品の標準化、リポジトリシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守ができる。
  3. データモデリング技法を理解し、利用者の要求に基づいてデータ分析を行い、正確な概念データモデルを作成できる。
  4. データベース管理システムの特性を理解し、情報セキュリティも考慮し、高品質なデータベースの企画・要件定義・開発・運用・保守ができる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 記述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES) 

[秋期] 10月実施予定  ※平成31年度まで春期実施

スマート家電、自動運転などあらゆるモノがつながるIoTが進展する中で、ハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせて組込みシステムを構築し、求められる機能・性能・品質・セキュリティなどを実現する組込みエンジニアやIoT系エンジニアを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、IoTを含む組込みシステムの開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者


2.業務と役割

IoTを含む組込みシステムに関するハードウェアとソフトウェアの要求仕様に基づき、組込みシステムの開発工程において、開発・実装・テストを実施する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. IoTを含む組込みシステムを対象として、機能仕様とリアルタイム性を最適に実現するハードウェアとソフトウェアのトレードオフに基づく機能分担を図り、設計書・仕様書の作成を行う。
  2. 組込みシステム開発における各工程の作業を主導的に実施する。
  3. 特定の技術・製品分野についての高度で専門的な知識・開発経験を基に、開発する当該分野の専門家から技術上の知識を獲得して、開発の各工程に反映させる。
  4. 開発を遂行する上での開発環境を整備し改善する。

3.期待する技術水準

IoTを含む組込みシステムに関して要求される機能、性能、品質、信頼性、セキュリティなどをハードウェアへの要求とソフトウェアへの要求に適切に分解し、最適な組込みシステムとして実現するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 機能仕様に基づき、ハードウェアとソフトウェアの適切な組合せを実現し、組込みシステム開発における各工程を主導的に遂行できる。
  2. 特定の技術・製品分野についての高度で専門的な知識、開発経験を基に、開発する当該分野の専門家から技術上の知識を獲得して、組込みシステム開発の各工程に反映できる。
  3. 組込みシステム開発を行う上で効果的な開発環境の構築と改善ができる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 記述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

ITサービスマネージャ試験(SM)

[春期] 4月実施予定  ※令和元年度まで秋期実施

顧客ニーズを踏まえ、日々の継続的改善を通じて安全性と信頼性の高いITサービスを提供し、IT投資効果を最大化できるITサービスマネージャを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、サービスの要求事項を満たし、サービスの計画立案、設計、移行、提供及び改善のための組織の活動及び資源を、指揮し、管理する者


2.業務と役割

ITサービスマネジメントの業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. サービスマネジメントシステムの計画、運用、評価及び改善を行う。
  2. サービス運用チームのリーダとして、安全性と信頼性の高いサービスを顧客に提供する。
  3. 新規サービス又はサービス変更について、変更を管理し、サービスの設計、構築及び移行を行う。
  4. 顧客関係を管理し、顧客満足を維持する。提供するサービスについて顧客と合意する。サービスの改善を行う。
  5. 顧客の設備要件に合致したハードウェアの導入、ソフトウェアの導入、カスタマイズ、保守及び修理を実施する。また、データセンタ施設のファシリティマネジメントを行う。

3.期待する技術水準

ITサービスマネージャの業務と役割を円滑に遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. サービスマネジメントシステムの要求事項及びフレームワークを理解し、サービスマネジメントシステムの計画、運用、評価及び改善を行うことができる。
  2. 要員・供給者・資源・予算を管理し、サービスの運用を行うことができる。解決及び実現並びにサービス保証に関する管理技術をもち、サービスの運用を行うことができる。
  3. サービスコンポーネント、構成品目などを管理し、変更管理方針を確立するとともに、新規サービス又はサービス変更の計画に基づいて、サービスの設計、構築及び移行を行うことができる。
  4. 顧客との関係及び合意に関わる、事業関係管理、サービスレベル管理を行うことができる。
  5. 導入済み又は導入予定のハードウェア、ソフトウェアについて、安定稼働を目的に、導入、セットアップ、機能の維持・拡張、障害修復ができる。また、データセンタ施設の安全管理関連知識をもち、ファシリティマネジメントを遂行できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

システム監査技術者試験(AU) 

[ 秋期] 10月実施予定  平成31年度まで春期実施

情報システムにまつわるリスクを分析し、コントロールを点検・評価・検証することによって、組織体の目標達成に寄与し、利害関係者に対する説明責任を果たす監査人や情報システム責任者などを目指す方に最適です。


1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、監査対象から独立した立場で、情報システムや組込みシステムを総合的に点検・評価・検証して、監査報告の利用者に情報システムのガバナンス、マネジメント、コントロールの適切性などに対する保証を与える、又は改善のための助言を行う者


2.業務と役割

独立かつ専門的な立場で、情報システムや組込みシステムを監査する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 情報システムや組込みシステム及びそれらの企画・開発・運用・利用・保守などに関する幅広く深い知識に基づいて、情報システムや組込みシステムにまつわるリスクを分析し、必要なコントロールを点検・評価する。
  2. 情報システムや組込みシステムにまつわるコントロールを点検・評価・検証することによって、保証を与え、又は改善のための助言を行い、組織体の目標達成に寄与する、又は利害関係者に対する説明責任を果たす。
  3. 2を実践するための監査計画を立案し、監査を実施する。また、監査結果をトップマネジメント及び関係者に報告し、フォローアップする。

3.期待する技術水準

情報システムや組込みシステムが適切かつ健全に活用され、情報システムにまつわるリスクに適切に対処できるように改善を促進するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 情報システムや組込みシステム及びそれらの企画・開発・運用・利用・保守などに関する幅広く深い知識をもち、その目的や機能の実現に関するリスクとコントロールに関する専門知識をもつ。
  2. 情報システムや組込みシステムが適用される業務プロセスや、企業戦略上のリスクを評価し、それに対するコントロールの問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる。
  3. 組織体の目標達成に寄与する、又は利害関係者に対する説明責任を果たすために、ビジネス要件や経営方針、情報セキュリティ・個人情報保護・内部統制などに関する関連法令・ガイドライン・契約・内部規程などに合致した監査計画を立案し、それに基づいて監査業務を適切に実施・管理できる。
  4. 情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用・利用・保守フェーズにおいて、有効かつ効率的な監査を実施するために、監査要点を適切に設定し、監査技法を適時かつ的確に適用できる。

4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

情報処理安全確保支援士試験(SC)

[春期] 4月実施予定 [秋期] 10月実施予定

サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保するセキュリティエンジニアや、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して経営層を支援するセキュリティコンサルタントを目指す方に最適です。

情報処理安全確保支援士試験合格者は、情報セキュリティに関する知識・技能を有するものとして、経済産業大臣から合格証書が交付されます。 情報処理安全確保支援士試験合格者は、所定の登録手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることができます。(詳細は、国家資格「情報処理安全確保支援士」 参照)


1.対象者像

サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者


2.業務と役割

情報セキュリティマネジメントに関する業務、情報システムの企画・設計・開発・運用におけるセキュリティ確保に関する業務、情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用に関する業務、情報セキュリティインシデント管理に関する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

  1. 情報セキュリティ方針及び情報セキュリティ諸規程(事業継続計画に関する規程を含む組織内諸規程)の策定、情報セキュリティリスクアセスメント及びリスク対応などを推進又は支援する。
  2. システム調達(製品・サービスのセキュアな導入を含む)、システム開発(セキュリティ機能の実装を含む)を、セキュリティの観点から推進又は支援する。
  3. 暗号利用、マルウェア対策、脆弱性への対応など、情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用を推進又は支援する。
  4. 情報セキュリティインシデントの管理体制の構築、情報セキュリティインシデントへの対応などを推進又は支援する。

3.期待する技術水準

情報処理安全確保支援士の業務と役割を円滑に遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。

  1. 情報システム及び情報システム基盤の脅威分析に関する知識をもち、情報セキュリティ要件を抽出できる。
  2. 情報セキュリティの動向・事例、及びセキュリティ対策に関する知識をもち、セキュリティ対策を対象システムに適用するとともに、その効果を評価できる。
  3. 情報セキュリティマネジメントシステム、情報セキュリティリスクアセスメント及びリスク対応に関する知識をもち、情報セキュリティマネジメントについて指導・助言できる。
  4. ネットワーク、データベースに関する知識をもち、暗号、認証、フィルタリング、ロギングなどの要素技術を適用できる。
  5. システム開発、品質管理などに関する知識をもち、それらの業務について、セキュリティの観点から指導・助言できる。
  6. 情報セキュリティ方針及び情報セキュリティ諸規程の策定、内部不正の防止に関する知識をもち、情報セキュリティに関する従業員の教育・訓練などについて指導・助言できる。
  7. 情報セキュリティ関連の法的要求事項、情報セキュリティインシデント発生時の証拠の収集及び分析、情報セキュリティ監査に関する知識をもち、それらに関連する業務を他の専門家と協力しながら遂行できる。


4.試験時間・出題形式・出題数(解答数)

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 記述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

カリキュラム

ITパスポート


情報セキュリティマネジメント試験


基本情報技術者試験


応用情報技術者試験


ITストラテジスト試験


システムアーキテクト試験


プロジェクトマネージャ試験


ネットワークスペシャリスト試験


データベーススペシャリスト試験


エンベデットシステムスペシャリスト試験


ITサービスマネージャ試験


システム監査技術者試験


情報処理安全確保支援士試験


通信講座・料金一覧

コース名 販売価格(税抜) 受講期間(Web学習開始日) 商品コード
(税込)
2022 ITパスポートプラクティスコース 8,000円 2021年12月1日より 407119
8,800円 順次開講
  (2021年11月30日より、順次配信)
2022 ITパスポートスタンダードコース 10,000~11,500円 2021年10月1日 ~ 407117~407118
11,000~12,650円 学習期間6ヶ月
  (2021年9月30日より、順次配信)
2022下期情報セキュリティマネジメントスタンダードコース 15,000円 2022年4月1日~ 407323
16,500円 2023年1月31日
  (2022年3月31日)
2022上期情報セキュリティマネジメントプラクティスコース(模試付・模試なし) 11,000~14,000円 2021年12月1日~ 407123~407124
12,100~15,400円 2022年7月31日
  (2021年11月30日)
2022下期基本情報技術者午前免除突破コース(修了試験付)「受験日:7/24」 21,819円 2022年2月1日~ 407338
24,000円 2022年12月31日
  (2022年1月31日)
2022下期基本情報技術者午前免除+午後対策コース(修了試験付) 「受験日:7/24」 39,319円 2022年2月1日~ 407340
43,250円 2022年12月31日
  (2022年1月31日)
2022下期基本情報技術者午前免除突破コース(修了試験付)「受験日:6/12」 21,819円 2022年2月1日~ 407337
24,000円 2022年12月31日
  (2022年1月31日)
2022下期基本情報技術者プレミアムコース※ITの基礎知識がない人にオススメ 34,500円 2022年4月1日~ 407328
37,950円 2022年12月31日
  (2022年3月31日)
2022下期基本情報技術者スタンダードコース※ITの基礎知識がある人はコチラ 26,500円 2022年4月1日~ 407329
29,150円 2022年12月31日
  (2022年3月31日)
2022下期基本情報技術者午前免除+午後対策コース(修了試験付) 「受験日:6/12」 39,319円 2022年2月1日~ 407339
43,250円 2022年12月31日
  (2022年1月31日)
2022上期基本情報技術者プラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~20,000円 2021年12月1日~ 407130~407131
18,700~22,000円 2022年6月30日
  (2021年11月30日)
2022秋応用情報技術者プレミアムコース※APの基礎知識がない人にオススメ 34,000円 2022年4月1日~ 407342
37,400円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022秋応用情報技術者スタンダードコース※APの基礎知識がある人はコチラ 28,000円 2022年4月1日~ 407343
30,800円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022春応用情報技術者プラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~22,500円 2021年12月1日~ 407148~407149
18,700~24,750円 2022年5月31日
  最大6ヶ月
  (2021年11月30日)
2022 ITストラテジストプラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~26,500円 2021年12月1日~ 407173~407174
18,700~29,150円 2022年5月31日
  最大6ヶ月
  (2021年11月30日)
2022 プロジェクトマネージャスタンダードコース 49,000円 2022年4月1日~ 407367
53,900円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022 プロジェクトマネージャ午前Ⅰ免除コース 46,000円 2022年6月1日~ 407368
50,600円 2022年11月30日
  (2022年5月31日)
【10PDU取得可能】プロジェクトマネージャに求められるリーダーシップ (リーダーシップ) 25,000円 随時開講 最大6ヶ月 404853
27,500円 (順次配信)
【25PDU取得可能】プロジェクトマネージャ養成コース (テクニカル) 48,000円 随時開講につき、受講開始から6か月間 404850
52,800円
2022 ネットワークスペシャリストプラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~24,500円 2021年12月1日~ 407163~407164
18,700~26,950円 2022年5月31日
  最大6ヶ月
  (2021年11月30日)
2022 データベーススペシャリストスタンダードコース 41,000円 2022年4月1日~ 407356
45,100円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022 データベーススペシャリスト午前Ⅰ免除コース 38,000円 2022年6月1日~ 407357
41,800円 2022年11月30日
  (2022年5月31日)
2022 エンベデッドシステムスペシャリストスタンダードコース 32,000円 2022年4月1日~ 407364
35,200円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022 エンベデッドシステムスペシャリスト午前Ⅰ免除コース 28,000円 2022年6月1日~ 407365
30,800円 2022年11月30日
  (2022年5月31日)
2022 ITサービスマネージャプラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~26,500円 2021年12月1日~ 407193~407194
18,700~29,150円 2022年5月31日
  最大6ヶ月
  (2021年11月30日)
2022 システム監査技術者スタンダードコース 49,500円 2022年4月1日~ 407377
54,450円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022 システム監査技術者午前Ⅰ免除コース 46,500円 2022年6月1日~ 407378
51,150円 2022年11月30日
  (2022年5月31日)
2022秋情報処理安全確保支援士スタンダードコース 41,000円 2022年4月1日~ 407348
45,100円 2022年11月30日
  (2022年3月31日)
2022秋情報処理安全確保支援士午前Ⅰ免除コース 38,000円 2022年6月1日~ 407349
41,800円 2022年11月30日
  (2022年5月31日)
2022春情報処理安全確保支援士プラクティスコース(模試付・模試なし) 17,000~24,500円 2021年12月1日~ 407155~407156
18,700~26,950円 2022年5月31日
  最大6ヶ月
  (2021年11月30日)
DXアドバイザー検定(スペシャリスト)対応Web問題集 書籍(付き・なし) 4,000~5,000円 3か月間 407417~407419
4,400~5,500円
PMP(R)試験合格虎の巻 ドリル 4,000円 随時 6か月 407244
4,400円
コンピュータシステムとアルゴリズムの基礎  WEBコース(WEB確認テスト付) 第18版 23,000円 標準6ヶ月 407204
25,300円
講義動画で学ぶ「コンピュータシステムの基礎 第18版」(教材付) 23,000円 標準6ヶ月 407203
25,300円
わかりやすいIT基礎入門 WEBコース 6,800円 2020年7月17日~ 406811
7,480円  学習期間3ヶ月
  (2020年7月16日より、順次配信)
初AP受験者向け L3テクノロジ系基礎知識習得コース 7,000円 随時開講 最大6ヶ月 406437
7,700円 (2019年6月2日以降、順次配信)
要件定義と要求分析 【10PDU】(テクニカル) 25,000円 随時開講 最大6ヶ月 406279
27,500円 (2019年6月2日以降、順次配信)
アジャイルプロジェクトマネジメント 【10PDU】(テクニカル) 25,000円 随時開講 最大6ヶ月 406058
27,500円 (2019年5月12日以降、順次配信)
PCI DSS 3.2.1 教育トレーニング 92,000円 随時開講 406143
101,200円
BA概説講座(BABOK Ver.3対応) 【12(PDU/CDU)取得可能】(テクニカル) 30,000円 随時開講  6ヶ月 404866
33,000円
【10PDU取得可能】プロジェクトを基盤とする情報活用戦略マネジメント (ストラテジ) 25,000円 随時開講 最大6ヶ月 404852
27,500円 (順次配信)
アジャイル開発の基礎 WEB学習コース 【5PDU】(テクニカル) 18,000円 随時開講 3か月 404855
19,800円

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